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ヤフオクで突然取り引き停止になった時のはなし

個人の不要になったものを気軽に販売でき、リサイクルショップより高く売ることができるフリマアプリ

わたしも一日に一回は必ず開くアプリとなっていますが、知的財産権の保護から偽物や並行輸入禁止品の出品は固く禁じられています

→メルカリ・ガイドライン→ヤフオク・ガイドライン

ヤフオク・メルカリはとても厳しく管理されており、違反行為が確認された場合、出品制限・利用停止・登録削除などの措置が取られます

そして、その利用停止を受けたのがわたしです!

今回はヤフオクで利用停止を受けた経緯と対策、その後の対処法を実体験を交えて説明していきます!

ほんとビックリしました、もうこんな体験したくないです・・

 

 

 

利用停止を受けた経緯

 

結論を言うとアメリカから輸入したコンバースを販売していたことでヤフオクの利用停止を受けることになりました

その経緯を説明していきます!

フリマアプリといえば最近はメルカリを利用することが多いですが、6年ほど前まではヤフオクのみを利用していました

主に出品者として利用していて販売していたものとしては、不要になった衣類や本、海外から個人輸入したアパレル商品が主で、月5万円ほどの利益になっていました

評価は1,000件ほど付いており、100%良い評価でした

特に問題も無く取り引きしていましたが、ある日突然「利用停止」との通知がきました。

通称「垢BAN」です。その時はこの言葉すら知りませんでした・・

あまりに突然のこと(しかもこの時旅行に行ってました・・)で、はじめはことの重大さを把握していませんでしたが、ネットで色々検索してみると「これはやばい・・」と徐々に焦りが

というのも、ヤフオクの売上金が50万円ほどあり、取り引き中のものも5件あってこれが全部無くなっていまうのかと想像するとぞっとしました

実際にYahoo!JAPANから来たメールはこの様な内容です

メールの内容は今後「出品・入札・落札・取引ナビの投稿」などの機能が利用できないというものでした

ネットで検索してみると同じ様な境遇の方もいて運営者に、

「今後この様な商品を出品しないので勘弁して下さい」

とお願いすれば、利用停止を解除してもらえたという方もいました

ひょっとしてなんとかなるんじゃ・・と淡い期待をしていました

早速、「ことの経過」「今後この様な出品は行わない」「深く反省してます」という丁寧な内容のメールを送りました

楽しいはずの旅行もこのことがずっと気にかかり、ぜんぜん楽しめなかったのを覚えています・・

 

運営側からの返信は思ったよりも早く、送信した翌日に返答がきました

返答内容は「今後利用停止を解除することはない」とのこと、最終宣告ですね・・

返答メールはこのような内容です

 

売上金の50万円は没収、現在の取り引き5件は停止、さらに今後一切ヤフオクを利用することができない、という気持ちになり目の前が真っ暗になりました・・

この最終宣告を受けた人はどうあがいてもアカウント復活できないです!

取引ナビの投稿も利用停止となってしまうため、すでに落札してもらっていた方には自動的にキャンセルすることとなりました

結果的に、取引中のものはキャンセル扱いとなりましたが、売上金の50万円は確保されることとなりました

また、このアカウントは利用することができなくなりましたが、別アカウント(申請方法はあとで紹介します)を作って再度ヤフオクを使用しています

ヤフオクから来たメールの内容をもう一度よく読んでみると、

「権利者の代理人であるユニオン・デ・ファブリカン様より、権利者の商標権を侵害する商品、もしくは権利者の商標権を侵害する商品説明(広告)である旨の通知を受け、削除しました」

とのことです

つまり、ヤフオクはユニオン・デ・ファブリカンという代理人より指摘を受けて利用停止を行ったということで、ヤフオクが自主的に商品を確認して行った措置ではないということ

わたしと同様の商品を出品しているひとは他にもたくさんいて、現時点でもそれは多く見られますが、ヤフオクが商品名などで自動的に検出し削除を行っているのではなく、ユニオン・デ・ファブリカンが「こいつはアウト」と判断したひとのみ利用停止になっているということです

 

 

ユニオン・デ・ファブリカンとは?

ここで突然現れた「ユニオン・デ・ファブリカン」とはどの様な組織なのか少し解説します

Wikipediaによると・・

「パリに本部を置く、知的財産権の普及、啓発団体。コピー商品販売者に関する情報の受付や告発を行っている」

とのこと

ホームページでもう少し詳しく調べてみると・・

「ユニオン・デ・ファブリカンの活動目的は、会員メーカーの知的財産権を保護するとともに、一般消費者の利益を守ることです。活動の中心は、国内に流通する偽造品・不正商品の排除に置かれています」

んー分からづらいですね、簡単に言うと、

会員となっているブランドがオークションサイトなどをパトロールして、偽物や権利侵害にあたるものを発見してユニオン・デ・ファブリカンに報告。それを受けてヤフオクなどに通報する業務を行っている

とのこと

ユニオン・デ・ファブリカンはあくまでブランドからの報告を受けてヤフオクなどの運営側に通報していて、自らは偽物が無いかネット巡回することなく、権利侵害の有無の判断はブランド側が行っているということです

また、出品者の利用停止をするかどうかの判断は運営側に任せており、ユニオン・デ・ファブリカンは関与していないとのこと

おそらく垢BANされた方から多くの問い合わせ受けていると思われるユニオン・デ・ファブリカンのホームページには丁寧に「オークションの利用停止処分を受けた方へ」というページが設けられていました

 

明らかな偽物や権利侵害品はアウトだと思いますが、ちょっと前にニュースになった「ブランド正規品のハンカチを使ってハンドメイドでマスクを作製して販売する」ことも禁止のようです

また、バーバリーチェックやヴィトンのモノグラムの様に商標登録されているものは、例えばバーバリーという商品名で販売していなくても、バーバリーそっくりなチェックの商品の販売がNGとなります

これはやってしまいがちで注意しないといけないですね

ユニオン・デ・ファブリカンはヤフオクだけではなく、メルカリやラクマなどにも通報していますので注意が必要です

 

 

なぜコンバースが権利侵害に?

今回利用停止扱いの原因となったコンバースがなぜ権利侵害になったのか?

結論から言うと・・

海外展開しているコンバースを販売したので権利侵害となった訳です

ポイントは「海外展開」という点です

少しややこしいですが詳しく説明していきます(コンバースに興味無い方は飛ばしてください)

ABCマートなどの量販店で見るコンバースは伊藤忠商事が設立したコンバースジャパン株式会社のものになります

コンバースは海外ブランドの様なイメージがありますが、現在国内で販売されているものは全てこの国内企業であるコンバースジャパンが販売しているものになります

ちなみに、日本企画のコンバースブランドのシューズは国内企業であるムーンスター(旧 月星化成)が製造しております

 

Photo by www.addicted-to-converse.com
左 日本規格  右 海外規格

2001年に米コンバースが倒産し、その後企業再建に伊藤忠商事が資本参加、2002年にコンバースジャパンが設立されました

日本以外の国のコンバースは、コンバースジャパンが設立された翌年の2003年に米ナイキ社が360億円で買収しました

ちょっと前に流行った、インソールにクッション性のある「ナイキ社のルナロンソール」を採用しているオールスターはこの買収を上手く活用した例だと思います

【ナイキ社・ルナロンソール】

つまり、

アメリカのコンバースはナイキ傘下であり、コンバースジャパンとは資本提携を結んでいないため全くの別会社

になります

日本のコンバースジャパンとアメリカのコンバースは全く別会社になるため、海外製のコンバースが日本国内でシェアを伸ばされるとコンバースジャパン的に困ります

これを阻止するために、伊藤忠商事がナイキ傘下のコンバースの輸入を差し止める訴訟を起こして勝訴しました

→コンバースジャパンサイト

 

 

その影響で日本未発売モデルが多数存在するにもかかわらず、並行輸入商社(株式会社ロイヤル)による輸入販売はできなくなりました

また、販売目的ではない個人輸入に関しても税関で没収されることとなり、個人が海外で直接買って国内に持ち込む場合も没収される恐れがあります

実際は、何足も大量に輸入・持ち込みしなければ没収されることはないみたいですが、そこは自己責任ということで・・

詳しくはこちらの動画で説明しています

 

コンバースのスケボーラインである「CONS」や、1960~70年代のチャックテイラー(オールスター)を忠実に再現した復刻版モデルである「Chuck70」など国外モデルでかっこいいものがたくさんあるだけに残念です

 

【CONS CTAS Pro】Photo by Converse USA

 

 

【Chuck 70】Photo by Converse USA

 

長々と書きましたがまとめると

海外で販売されているコンバースは転売はもちろん、個人使用目的でも法律的にアウト

ということです

わたしが指摘を受けた商品は海外展開モデルである「CONS」だったため、伊藤忠商事⇒ユニオン・デ・ファブリカン⇒ヤフオクという流れで通報があったということですね

 

 

新規アカウントの取得方法

アカウントが削除され目の前が一瞬真っ暗になりましたが、評価は無くなったけど新規アカウントを取得すればいいんだという考えになりました

まずはダメもとでアカウント削除されたものと同じ「名前・住所・電話番号」で申請しましたが承認されませんでした

当たり前ですよね・・

次は、住所は同じでですが「名前と電話番号」を妻のもので申請したら無事承認されました

名前は同姓同名のひともいるので、おそらく電話番号で承認可否を判断していると思います

同じ端末から申請するとIPアドレスが同じで承認されないため新しい端末を購入した、とブログに書かれている方もいましたが、わたしの場合は同じ端末から申請しても大丈夫でした

ちなみに、一度垢BANされるとその人はブラックリスト入りしてしまい、優先的に監視されているという噂もあるので、取引禁止されているものは事前に確認して規約違反にならない取り引きをするよう注意が必要です

 

 

まとめ

今回はヤフオクで突然取り引き停止になった時の経験をご紹介しました

ブログを書いていて過去のモヤモヤした感じが蘇ってきて、こんな経験二度としたくないと思い返してしまいました

要点をまとめると・・

  • 取り引き停止連絡はメールで突然くる
  • ユニオン・デ・ファブリカンがブランドから通報を受けてヤフオクに報告
  • ヤフオクはその報告を受けて垢BANを決定
  • 見逃してくれる場合もあるがほぼ復活はムリ
  • 海外製コンバースは輸入禁止
  • 新規アカウントの取得は可能だが別の電話番号が必要

出品物には気を付けながら正しい取り引きを行いましょう!

 

 

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